クロモジの木
家のシンボルツリーとして約一年前にクロモジを庭に植えた。
クロモジを植えただけでも映えるんだけど、もう少し賑やかになってほしくて 、少しずつ周りにミツマタや月桂樹、ローズマリー等を植えていった。
クロモジは山に行けば自生しているので、そんなに珍しいものではないそうだ。
この木はとても硬い。
そして、とても良い匂いがする。
そのため、和菓子についてくる高級爪楊枝の素材に使われる。
義母から聞いた話では、昔の人は山仕事でお弁当の箸を忘れたときに枝を切って代わりにしていたそうだ。
漢方としても使われる。
抗ウイルス効果があって、養命酒にも入っているそうな。
煮出してお茶にしてもいい。
なんといっても、あの千利休もお気に入りの木とのこと。
しかし、去年の秋から冬の間でだんだん元気がなくなってきた。
幹は元々薄く黄色がかっていたが、赤茶色になってしまった。
枝も指で少し曲げるとパキパキと折れる箇所もある。
通常、冬には春に向けてプクっとしたつぼみが枝先にできるらしいが、しぼんでカサカサになっている。
植物園の方に聞くと、やはり去年の気候の不安定さが影響しているそうな。
クロモジが自身の生命維持がしんどい状況になっているようで、処置が必要な状況だった。
まずは、株立ちになっていれば、その中で元気のない幹を切ってやれば良いそうな。
できれば大きいものを切れば効果も大きい。
これで生命維持の負担が少なくなるので、元気になる可能性があるとのこと。
切った部分には、一応、癒合剤トップジンペーストを塗った。
また、木が土の養分を盛んに吸収し始める3,4月に備え(寒肥と言うらしい)油かすを撒いた。
これはご近所の皆様に猫の公衆トイレになっていると思われてしまう。
しかし、クロモジのために今は我慢。
これがジワジワと土に浸み込んでいき、土壌が良い状態になるらしい。
幹を切った部分からは情報の通り、とても良い匂いがする。
煮出してお茶にしてみようか。
とにかく元気になることを祈る。
おわり。
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