脳の休息法 マインドフルネス

マインドフルネスの本を読んだ。

 

マインドフルネスとは脳の休息法。

 人間は常に何かしらの判断や考え事をしているため、脳が絶え間なく動いている。

 脳だけでも人間が使うエネルギーの約20%を使うそうだ。

 増して現代社会においては、ものすんごい量の情報が入ってくるため、脳はフル稼働状態になる。

 日頃、「疲れ」を感じることも、身体的な疲れではなく、脳が疲れているということがほとんどだそうだ。

 マインドフルネスは、この脳のフル稼働状態を低アイドリング状態にもっていくことで脳を休めるというもの。

 理想は何も考えない。「無」になること。

 お寺でやってる座禅・瞑想が基になっているそうで、アメリカのなんかすごい大学で科学的に脳に良いことが証明されているそうだ。

 子供のころからおっさんになった今でも、たまに思い立って何か?の修行のマネごとでやってきたけど、本当に「無」になるのは難しい。

 ジッとして呼吸を整えて何も考えない・・・ということをしても、どうしても何かしらの思考は現れるし、音がすればそちらに注意がいってしまう。

 そもそも「無」になるって何なのか。感覚がわかっていない。

 というわけで無になるとは?を調べたところ、良い例があった。

 耳元でけたたましく鳴る電話「ジリリリリリリリリリ・・・」という音。

 この音が唐突にフッと鳴りやんだ瞬間。その一瞬が「無」に近い状態だそうだ。

 人間は周囲に音があると無意識にそちらに注意を向けてしまう。

 その注意の先が急に無くなると、今まで向けていた注意(思考)の行き場がなくなってしまう。

 この注意がどこにも向いていない状態が「無」。

 実際にこれを体験すると、なるほど、これか。と思えた。

※ただ、脳は注意の先がなくなると、また別のものに注意を向けるため、すぐに「無」状態はなくなってしまう。

 ただ、この状態を維持することは非常に難しい。

 トレーニングで長く続けるようにできるそうだ。

 例えば呼吸だけに集中する。

 ゆっくり10秒間かけて呼吸をする。

 この時に、呼吸しているときに体の中の空気が各器官を流れていくことに集中する。

 または、頭の中で1.2.3・・・10とひたすら繰り返し数える。などなど。

 とにかく思考をシンプルにする。

 呼吸だけじゃなくて、生活の中でもこのトレーニングはできる。

 食べる。顔を洗う。掃除をする。筋トレをするなどなど。

 このような作業でも一つ一つの動作に集中する。

 食べているときは、咀嚼する。味わう。飲み込むなど。

 作業をしているときは筋肉の動きに集中する。

 ながらはダメ。 テレビ見ながらごはん食べちゃダメ。

 今、自分がしていることに集中することが大事。

 これをすることで脳が適切な稼働状態になって集中力も向上するそうだ。

 現代人は手元にスマホがあるため、すんごい「ながら」で動いている。

 ながら大好きな自分も昔より集中することができなくなっていることは感じる。

 「これはもうやるしかないマインドフルネス」と、本を読み終わった後にふと思った。

 

オ〇ニーって一種のマインドフルネスなんじゃないのか?

がんばるまでもなくシンプルな思考状態じゃない?

ちょっとばかしネットで調べると研究された方がいた。

自慰×マインドフルネス|性に関する情報発信サイト|note

しかも瞑想よりオ〇ニーの方が脳的にはよいそうだ。

 

あけましておめでとうございます。

 

おわり。

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